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ルドゥーテの花を〝デジタル塗り絵〟したらどうなるか?

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大人が楽しむ塗絵
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バラ、チューリップ、アジサイの花をデジタルで塗り絵してみた!

『大人が楽しむ塗絵(ルドゥーテの花)』の本にはルドゥーテの花の作品が8点、大人の塗り絵で収録されいます。

塗り絵ですから画材は、油性色鉛筆や水彩色鉛筆、水彩絵の具、クレヨンなどで塗って楽しむ本になっています。

画材を変えて塗るだけでも、同じ塗り絵でもさまざまな楽しみ方ができますよね。

それに加えて、もうひとつ違う画材でルドゥーテの原画風に描けないか、と思ったんです。

その画材が、パソコンのペイントソフト(フォトショップ)です。

『大人が楽しむ塗絵(ルドゥーテの花)』の本の企画の際に、塗り絵の線画やサンプル作品例など、一通り担当させていただいたので、その線画を元にデジタルでペイントしたい欲求がありました。

ルドゥーテの原画を、以前ギャラリーで鑑賞したこともあるんですが、印刷の書籍の雰囲気とは違う繊細さがあったんです。

印刷物だと、銅板エッチングで刻まれた細かな線画が表現しきれない本もありまして、原画をルーペで確認してやっと線が見える箇所もところどころありました。

エッチングの作品でもかなり複雑なの線仕上がりと色付けをした作品になっていました。

ということで、それを鑑賞用の本としてではなくて、塗り絵でしかも大人の塗り絵として、色鉛筆などの画材で塗って楽しむ本にしたこと自体驚きです。

これを、ペイントソフトで花びらに面ごとに色を塗ってみても芸がないし、線画を活かせないと原画に近づけないと思いました。

幸い線画は自分で作成したので、それを活かして作品に仕上げてみました。

活かし方は、花、葉、茎などの線画を黒い線ではなく、それぞれパーツごとに分類し線に色付けして、それをペースに面に着色しました。

意外に大変だったのが、見た目、色に溶け込みすぎてほとんどわからないと思いますが、色を塗るのと同じくらいに、線の色分け作業が根気がいりました。

まあ、人によって塗り方というか仕上げ方はそれぞれ違うと思いますし、塗り絵へのこだわり方も違うと思います。

ただ、実際にルドゥーテの原画を見てしまったので、できるだけ原画に近づけたいと思い制作しました。

制作した花が、3種類、バラ、チューリップ、アジサイの花 です。

↓元になった塗り絵の線画です。

〈バラ

〈チューリップ

〈アジサイ〉

 

 

原画風にデジタル塗り絵したらこうなった‥

 

どんな感じでしょうか。

あくまで線画をベースに制作したデジタル塗り絵の一例ですが、ほとんど元の線画はわからないと思います。

色塗りをさらに細部にまで微妙に塗れば、もっとしっとり感ができると思いますが、少しさっぱり目にしました。

アジサイの花は特に、複数花が咲いて花の向きもそれぞれ違うので、花びら一枚一枚、花一つ一つの重なり具合いも気を使いながら塗りました

色鉛筆の画材とは違う画材(ペイントソフト)で塗りましたが、改めてルドゥーテの花の作品のクオリティと作品の多さに感心しつつ、ルドゥーテは心から花を愛していたんだなあ、という気持ちを強く感じました。

 

 

 

(購入はこちら)

 

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